クラウドファンディング成功の秘訣などを解説するレディーフォーの富澤由佳マネージャー=5月22日、福井県福井市のハピリンのWiL

 福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で、プロジェクト実行のための資金集めを検討する個人・団体を対象にしたセミナーが5月22日、福井市のハピリン内「WiL」で開かれた。運営会社レディーフォーの富澤由佳マネージャーが解説した、CFの基礎や成功の秘訣を紹介する。

 ⇒ピンチ乗り越え目標達成、経験談

 ■クラウドファンディングとは

 クラウドという言葉を「雲」(cloud)と思っている人も多いが、お金が空の上から降ってくる訳ではない。正しくは、不特定多数の人々という意味のクラウド(crowd)だ。CFにおける「登場人物」は実行者、支援者、ウェブサイト。この3者で成り立つ。

 CFには対価性のない「寄付型」、事業性の高い「投資型」、そして両者の中間に位置付けられる「購入型」がある。購入型は実行者の幅が広く、多様な活用方法があるのが特徴。多様だからこそ、計画策定などに難しさもある。(※ミラカナは一部例外を除き購入型)

 支援金の受け取り方の種類として、目標達成した場合のみ資金提供される「オールオアナッシング」方式と、目標に至らなくても集まった分だけ提供される「オールイン」方式がある。(※ミラカナは一部例外を除きオールオアナッシング)

 レディーフォーが扱うプロジェクトは、ほとんどが「オールオアナッシング」。「目標達成まであと○○円必要です」という呼び掛けにより、募集期間の最後に支援が伸びやすい。

 ■クラウドファンディングでできること

 実行者ができることとして資金調達だけでなく、長期的な仲間づくりや、事業計画が研ぎ澄まされていく「ブラッシュアップ」がある。また周囲に自らの決意を表明するため「覚悟が決まる」という面もある。

 支援者の動機としては「リターン(返礼)がほしい」「実行者を応援したい」「活動を応援したい」が挙げられる。実行者は支援者のどのような動機に訴えるかが重要だ。

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