黒川クリーニング社が導入した電子マネーの決済端末=福井県坂井市の同社春江本店

 黒川クリーニング社(本社福井県坂井市春江町随応寺、黒川秀晶社長)が、地域密着型の電子マネーカード「JURACA(ジュラカ)」を直営店に導入し、顧客利便性を高めている。同社は県内最大手で多店舗展開しており、日常の生活シーンで使える場所が増えることで、電子マネーの普及に弾みが付きそうだ。

 同社は福井、石川の両県で直営、フランチャイズ併せて約240店舗を展開。県のふるさと県民カードに認定されているジュラカが使える決済端末を、4月中旬までに直営約100店舗のうち76店舗に導入した。ショッピングセンターなどに入る残りの店舗も、既にクレジットカードなどのキャッシュレス化に対応している。

 衣替えのシーズンでまとめてクリーニングを出すケースや、ワイシャツなど少量を頻繁にクリーニングに出す場合に小銭が必要となる顧客の間で、電子マネーのニーズが高まっていることに対応した。担当者は「キャッシュレス普及を掲げる県民カードの趣旨に賛同した。お客さまの利便性に加え、釣り銭など管理的にも利点がある」と話す。

 ジュラカに付く後払い式「QUICPay(クイックペイ)」か、ジュラカ入会時に必要となるクレジットカード「iica(イイカ)JCBカード」で支払うと、「オキドキポイント」が通常の2倍になる特典がある。同社はTポイントサービスも導入しており、ジュラカのポイントに加え、Tポイントでも利用200円につき1ポイントたまる。

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