完成した人工ゲレンデを軽快に滑るラプト(左手前)、うぐピー(右)=4月26日、福井県大野市の六呂師高原スキーパーク

 福井県大野市の六呂師高原スキーパークに県が整備を進めていた人工ゲレンデが完成し4月26日、内覧会が開かれた。地元のスキーヤーや県の恐竜マスコット「ラプト」などが、樹脂製マットが敷かれた斜面を軽快に滑走した。29日に営業を始める。

 人工ゲレンデは、スキー場跡地に2016年に設けた同パークを冬以外にも利用してもらおうと整備。通年でスキーが楽しめる施設は北陸3県で唯一だという。滑走距離約300メートル、幅約25メートルで、等間隔に設置されたスプリンクラーがマットの表面をぬらし、雪に近い感覚で滑ることができる。スノーボードも滑走可能。整備費用は1億5千万円。

 この日は報道関係者向けに公開された。県スキー連盟のメンバーや大野市職員に加え、ラプトがスノーボード、同市のマスコット「うぐピー」がスキーで試走。軽快にS字を描き、ゲレンデの感触を確かめた。

 県観光振興課は「スキー場を中核施設に憩いの場としてにぎわいを取り戻したい」とし、今季の人工ゲレンデに1500人の利用を見込む。

 営業時間は午前8時半~午後5時半。ゴールデンウイークや夏休み期間、5月と9月の土日祝日、10月6~8日は予約なしで利用できる。リフト代は中学生以上2千円、小学生以下千円。これ以外の期間は、事前に予約が必要で半日単位の貸し切りとなる。料金は10人以内なら4時間2万4千円、10人を超えた場合は1人につき1200円追加となる。11月30日まで営業する(積雪などで変更あり)。

 29日は午前9時半からオープニングセレモニーがあるほか、記念イベントが行われる。問い合わせは同パーク=電話0779(67)1066。

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