「しあわせになるラジオ」の昨年度の収録内容を掲載した冊子

 首都圏と福井県内で毎月放送されている福井県制作のラジオ番組「しあわせになるラジオ」が冊子になった。昨年度12回分の収録内容を掲載し、司会役のパーソナリティーを務めるパックンことパトリック・ハーランさんと、ゲストの著名人が繰り広げた福井愛満載のトークを読んで楽しめる。

 ラジオ番組は、県内の幸福度日本一の魅力を発信しようと昨年4月に始まり、首都圏と県内で毎月最終月曜に放送されている。福井県出身や福井ゆかりの芸能人、文化人らをゲストに招き、昨年度は清水国明さん(大野市出身)を皮切りに高橋愛さん(坂井市出身)や津田寛治さん(福井市出身)、大和田獏さん(敦賀市出身)らが登場した。

 2月26日に放送された第11回のゲストは、元プロレスラーの天龍源一郎さん(勝山市出身)。「なつかしい故郷福井」と題してトークを繰り広げ、負けなしだった村の相撲大会や九頭竜川で泳いだこと、田んぼの手伝いをした思い出などを振り返っている。

 プロレスラー時代の苦労にも触れている。「闘争心の源は」とのパックンの質問に対し天龍さんは、福井の厳しい冬を乗り越え、春の大地を踏みしめた時の感動が「自分の中に根付いている」と語っている。さらに「きょう一日を一生懸命生きていれば明日はある。明日を見据えてきょうをセーブしたら明日はないっていうのが僕の考え方です」と人生論を展開している。

 福井県地域交流推進課の藤丸伸和課長は「ラジオ番組やこの冊子を通して、首都圏の皆さんに幸福度日本一の魅力を楽しく知ってもらいたい」とした上で「ゲストの著名人は、地元に住む私たちと違った視点で福井の良さや郷土愛を熱く語っている。県民の皆さんにも、古里の素晴らしさをあらためて実感してもらう機会になれば」と話している。

 B5判77ページ。千部作製し、県外メディアなどに配った。希望者にも配布する。問い合わせは県地域交流推進課=電話0776(20)0759。

 本年度第1回は4月30日。県内ではFBCラジオで午後9時半から放送される。ゲストに男子400メートル日本記録保持者で東海大教授の高野進さんを招き、福井国体・全国障害者スポーツ大会や福井県出身選手への期待を語ってもらう。妻香織さんは福井市出身。

 過去の放送は、ラジオ日本のホームページで聴ける。

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