継体大王と照日の前の銅像正面に整備された「恋のパワースポット」=4月6日、福井県越前市余川町の万葉の里味真野苑

 福井県越前市は味真野地区にゆかりのある継体大王と照日の前(てるひのまえ)の恋物語にちなみ、同市余川町にある万葉の里味真野苑を「恋のパワースポット」として整備、4月6日から一般開放した。継体大王らの銅像の手前にある広場や池、ベンチなどがたくさんのハートで彩られ、インスタ映えする写真を撮れる。8日に完成記念イベントがある。

 整備されたのは味真野苑西側の約4500平方メートル。以前はお祭り広場として芝生が張られていたが、住民から水はけが悪いとの声が上がっていた。市が昨年8月に着工し3月末に完成した。地方創生に関する国の交付金を活用、工事費は約7千万円。

 銅像を見やすいよう1300平方メートルあったスイレン池の4分の1ほどを埋め、アスファルトで大きな赤いハート形を整備。中央にハート形の御影石を配した。新しく設けた花壇や池の飛び石、石製ベンチのくりぬきの形もハートで、恋愛運アップを期待できそう。

 隣接する継体大王ゆかりの味真野神社に奉納する「恋の万葉縁結び絵馬」も製作した。万葉菊花園や市商工会味真野支所などで販売する。

 味真野苑を管理する同菊花園の吉田安宏園長(59)は「ここでパワーをもらって近くの観光スポットも巡ってほしい」と話していた。

 完成記念イベント「万葉恋歌ライブ」は、市や市観光協会、味真野自治振興会などでつくる実行委が主催。シンガー・ソングライター結香さん(同市)が、完成を祝い作詞作曲した「恋歌」を初披露する(午後7時ごろ)。絵馬の発売やお笑いステージもある。午前11時~午後7時。同9時まで周辺の桜をライトアップする。小雨決行。

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