テクノポート福井の拡張用地、1期工事

 福井県は本年度から、テクノポート福井の産業用地を拡張する。北陸新幹線県内延伸を見据え、企業立地の受け皿づくりを進める。第1期工事として15ヘクタール分を造成し、2019年度に分譲を開始する。

 テクノポート福井は福井市と坂井市にまたがる県内最大の工業団地で、日本海側有数の規模を誇る。約5千人が働き、県の製造品出荷額の約1割に当たる2000億円程度を稼いでいる。総面積約1247ヘクタールの約700ヘクタールを占める産業用地には72社が進出しており、売却率は既に99・2%と手狭になっている。

 県によると、テクノポート福井は福井港を擁し物流に恵まれ、下水処理設備や電源などのインフラも充実。特に化学品関連企業に評判という。このため、福井港の港湾計画を変更し37・8ヘクタールの拡張用地を確保。将来的に54・6ヘクタールまで広げる方針を立てた。

 拡張用地は、テクノポート福井のほぼ中央に位置する。37・8ヘクタール分の工事は3期に分け、1期工事は早ければ本年度後半に始める。県は本年度当初予算に3億3512万円を計上した。分譲区画数や2、3期工事の時期は現段階では未定。

 テクノポート福井は1972年に着工。工場のほか石油関連施設、スタジアム、ホテル、発電所などがある。

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