大雪のため立ち往生した国道8号の車列=2月7日午前7時35分ごろ、福井県あわら市牛ノ谷

 福井県は4月3日、今冬の記録的な大雪の災害復旧支援のため、全国から県内に寄せられた「ふるさと納税」額が3月31日現在、3522万円を超えたと発表した。このうち、県分は約1217万円で、県は「多くの県民が勇気づけられ、早期の復旧につながった」と感謝している。

 福井県地域交流推進課によると、災害復旧目的の納税呼びかけは初めて。県のまとめでは、県と福井、あわら、鯖江市など同県嶺北地方の8市町合わせて計3522万1182円(1999件)。県分は43都道府県から557件、1216万8071円の善意が寄せられた。

 県に寄せられた浄財は、118小中学校の歩道の除雪経費に充てるほか、倒壊した農業用ハウスの再整備を支援する。納税者には、西川一誠知事の礼状と県民の「感謝のことば」を記載したチラシを送付した。同課は「ふるさと納税制度が始まって10年。制度が広く認知され、災害復旧支援のツールとして機能し始めたのではないか。励ましのメッセージもいただき感謝している」と話している。

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