統一ロゴマークを掲げて「セカンド・バレンタインデー」をPRする洋菓子店=19日、福井市の西武福井店

 記録的な大雪となった福井県内は14日のバレンタインデーに向けて買い物できなかった人が多いとみられることから、福井商工会議所は28日を「福井だけのセカンド・バレンタインデー」と銘打ち、改めてプレゼントを呼び掛けるキャンペーンを始めた。通常のバレンタインの贈り物のほか、除雪でお世話になった人らへ感謝の気持ちを表す機会としても利用してもらいたい考えだ。小売店を中心に賛同する企業を募り、消費者にも広く周知を図る。

 大雪の影響で雪かきに追われたり、買い物に行けなかったりした人が多い中、今年のバレンタイン商戦は低調に終わった。大雪が一段落したことから、県内だけもう一度バレンタインデーを設定し商戦を盛り上げていこうと、同会議所が提案した。日程は14の2倍の28日とした。

 趣旨を理解して賛同書を出した企業は同会議所ホームページに名前を掲載するほか、キャンペーンをPRする統一のロゴマークを配布し、店頭のポップなどに自由に活用してもらう。28日に向けて特設コーナーを設置するなど独自の販売セールを展開する店舗の情報は、フェイスブックで紹介する。

 消費者に対しても、同会議所の会員企業などを通じて周知を進める。日々の除雪で疲れきった家族や友達、近所の人らをねぎらってもらい、心温まる取り組みに発展するのを期待している。

 福井市の西武福井店は19日に早速、新館地下1階の各和洋菓子店に統一ロゴマークを掲示したほか、チョコレートなどを並べたコーナーを同階に特設した。担当者は「甘いものを食べて、大雪で疲れた体を癒やしてもらえれば」と話している。

 同会議所は「今回、県民は先が見えずにつらい体験をし、消費にも消極的になったと思われる。そろそろ気持ちを切り替え、前向きに買い物を楽しんだり、おいしいものを食べたりしてもいいのでは。各企業、業界に広く呼び掛け、キャンペーンを盛り上げていきたい」としている。問い合わせは同会議所産業・地域振興課=電話0776(33)8252。
 

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