【10年前のきょう・2008年2月12日】二〇〇三年三月に運転を終了した新型転換炉「ふげん」(敦賀市)の廃止措置計画について、経済産業省原子力安全・保安院は十二日、「法令で定められた基準に適合している」として、日本原子力研究開発機構に認可書を交付した。原子力機構は今後、水冷却炉では国内初となる廃止措置に着手。放射能レベルに応じて設備を段階的に解体し、二八年度ごろまでに完了する予定。

 国の認可を受け、ふげんは同日付で「原子炉廃止措置研究開発センター」に移行した。県内原発の廃炉は初めてで、本県の原発は十四基体制となる。原子力機構から報告を受けた県は▽設備や放射性物質、作業などの安全管理の徹底▽発生する廃棄物の確実な処理・処分▽エネルギー研究開発拠点化計画の推進▽県民への積極的な理解活動―の四項目を文書で要請した。

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