再春館製薬所-NTT東日本 第1シングルスで果敢に攻める再春館製薬所の山口茜=28日、福井県営体育館

 バドミントンのS/Jリーグは28日、福井県営体育館(福井市)などで男女8試合が行われた。女子で、山口茜(福井・勝山高出身)が所属する再春館製薬所はNTT東日本に3―0で勝ち、通算5勝1敗にした。第1シングルスの山口は大家夏稀に2―0で勝った。

 “世界の茜”が、千人以上が詰めかけたスタンドを沸かせた。山口は「応援が力になって、いつも以上にプレーができた」とストレート勝ちに充実した表情を見せた。

 勝山市で行われた2016年6、7月の全日本実業団選手権以来となる地元での試合。第1、2ゲームとも立ち上がりは点の取り合いとなったが、徐々に相手を圧倒していった。

 鋭いスマッシュでコースを突いたり、ネット際に落とすヘアピンで相手を崩したりして得点を重ねた。巧みなフットワークで相手のショットをことごとく拾い上げ、存分に力を発揮した。

 池田雄一監督も「いつも以上に要所を締めていた。足さばきもよく、リズムに乗っていた」と納得の試合ぶりだった。

 山口は昨年12月に世界トップ選手が競うスーパーシリーズファイナルの女子シングルスで初優勝し、世界ランキングは2位を維持。池田監督は「しっかりと四隅を使えるようになった。何より守備力が増した」と成長ぶりを分析する。

 次戦は最終戦で、リーグ2連覇が懸かる。山口は「チーム一丸となって笑顔で終えられるようにしたい。そして今年は世界ランキング1位になれるように頑張る」と力強く宣言した。

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