福井2区の田中悠登(左)からたすきを受ける3区の早川翼=広島市内の第2中継所

 第23回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市平和記念公園前発着の7区間48キロで行われ、埼玉が2時間19分10秒で3年ぶり2度目の優勝を果たした。福井は2時間25分15秒で33位。目標の20位台には届かなかったが、昨年の40位から順位を七つ上げた。1区の川口慧(美方高)と3区のエース早川翼(美方高出身、トヨタ自動車)が19位でたすきをつなぐなど積極的なレースを展開。4区以降は順位を落としたが、最後まで粘り強く走った。2連覇を狙った長野が2位、3位は千葉だった。

 エースの走りで役割を果たした。福井の3区早川が4人抜きの好走。レース前に「10位台でたすきを渡す」と言った通り19位でつなぎ、貫禄を示した。

 前半は「少し速く入りすぎた」。後半ペースが上がらない中、区間16位の24分29秒でまとめた。「順位を上げられたのは良かったが、もう少しいい順位で渡せればベストだった」。長距離界をリードする選手らしく決して満足はしなかった。

 2年ぶり9度目の出場。近年低迷した福井の男子駅伝復活に懸ける思いもあった。「中高生から練習方法などの質問も受けた」。自身の経験を伝え、レース以外でも貢献度は高い。

 27歳。2月の全日本実業団ハーフマラソンに出場予定で「世界ハーフマラソンの代表を狙う」。その先に2020年東京五輪のマラソン出場も見据えている。

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