霧の中に浮かび上がる勝山城博物館=19日午前9時40分ごろ(福井県勝山市で高野慶介さん撮影)

深い霧に包まれ浮かび上がるハピリン=19日午前9時ごろ(福井市自然史博物館から吉澤康暢さん撮影)

 19日朝の福井県嶺北地方は各地で最低気温が氷点下となったため水蒸気が冷やされ深い霧が発生し、福井市のハピリンや勝山市の勝山城博物館がぽっかりと天空に浮かぶ姿が見られた。

 ハピリンは高さ約90メートルある。撮影場所は福井市自然史博物館の屋上で、撮影した吉澤康暢特別館長(72)は「こんなふうにハピリンが見えたのは初めて」。天空といえば越前大野城が有名だが、2023年春の北陸新幹線の開業を控え、県都に新たなスポットが出現した。

 勝山城博物館が雲海に浮かぶ様子は勝山市の会社員高野慶介さん(40)が撮影。同博物館付近を通り掛かった際に、霧の上にそびえる“お城”が目の前に現れ「幻想的な光景で思わずスマートフォンで撮影した」という。

 1992年に開館した同博物館は、近代建造物ながら見た目は威風堂々の城そのものだ。高野さんは「壁面の白色が背景の山々の雪景色に映え、越前大野城とはまた違う美しさがある」と話していた。

関連記事