■候補者に期待と苦言

 「ガンバロー、ガンバロー、ガンバロー」。出勤時間帯を前後して行われた各陣営の出陣式には、多くの支持者が集まり第一声に耳を傾けた。候補者や支持政党と近い立場の支援者たちは朝から気勢を上げ、候補者を選挙戦へと送り出した。

 陣営カラーの鉢巻きを身に着けた1区自民候補の陣営。「壁を乗り越えて頑張りたい」という候補の熱弁に、応援に駆け付けた福井市の主婦(58)は「再出発というか、党の信頼を取り戻すことが必要」と気を引き締め「これまでの政治信条を忘れず頑張って」とエールを送った。

 同じく1区の希望候補の陣営で、「政権選択」を訴える第一声を聞いていた坂井市の男性(63)は「中山間地も回り、低い目線で政策を語っていて好感が持てる。とにかく国政にあがって」と強い期待感を示した。

 「子どもだましもいいかげんにして」と、森友・加計疑惑での政権の対応に怒りをぶつけるのは共産候補の福井市内の集会にいた同市の女性(77)。「戦前生まれとして平和憲法を次の世代につなげたい。絶対に負けられない」と力を込めた。

 越前市内の出陣式で希望候補のガンバロー三唱の音頭を取った会社員男性(43)は、小学生の一人娘を念頭に「借金の先送りが続くのは不安」と主張。「2大政党制で国民の声が届く政治のために我々の候補をなんとしても当選させたい」と熱っぽく語った。

 敦賀市内の自民候補の出陣式。毎回来ているという同市の男性(75)は少し冷めた様子で「第一声で北陸新幹線の完成を訴えていたが、興味ない。敦賀の活性化などもっと地元のことをして」と話していた。

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