衆院選のポスター掲示場のそばを通り過ぎる人たち=10日、福井市大手3丁目

 ■争点なく投票難しい

 昼時のJR福井駅周辺。道行く主婦やサラリーマンからは、突然の解散から新党結成と話題が続いたことで、一定の関心がうかがえたが、争点や政党の対決構図が分かりにくく、12日間の選挙期間で投票先を見極めたいとの声が聞かれた。

 生後4カ月の長男を連れて散歩していた福井市の女性(29)は、通り掛かった候補者の選挙カーに「今日が公示だったんですね。子育ての充実に関心があるので、候補者の動きをみて投票には行きたい」。バス停にいた女子大生(21)は「政党がごちゃごちゃしている感じ」と困惑顔。投票に向け政策を見極めたいという。

 コンビニに弁当を買いに来たサラリーマン(25)は「構図が分かりにくく、これという争点もない。どこに投票するか難しい」。

 争点が見えにくい中でも、安倍晋三首相の姿勢やその政策に対する賛否はあった。会社員の女性(26)は「アベノミクスで景気が上向いている実感はない」と冷めた様子。他方、30代の男性公務員は「民主党政権時代は経済が停滞した。アベノミクスを推進していくのが経済にとって一番いい」と話していた。

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