母親のなっつにしがみつくボリビアリスザルの赤ちゃん=7日、福井県鯖江市西山動物園

 福井県鯖江市西山動物園に5日、ボリビアリスザルの赤ちゃんが誕生した。母親は10歳の「なっつ」。出産は3回目だが、過去2回は出産まもなく赤ちゃんが死んでしまっており、飼育員たちは温かくなっつの子育てを見守っている。

 なっつは2013、14年に赤ちゃんを生んだが、出産翌日までに2匹とも死んでしまった。3匹目の赤ちゃんは推定で体長12センチ、体重150グラム。性別は不明で、生後2日たった7日も小さな手足で母親の背中にしっかりしがみつき、元気な姿を見せている。

 飼育員の金田俊晃さん(50)は「なっつは他の子の面倒も見る優しい性格」と話し、「みんな心配していたが、今回は無事に育っているようで本当によかった」と目を細めていた。

 同動物園のボリビアリスザルの誕生は今年で3匹目で、飼育数は14匹になった。1年間で3匹も生まれるのは久々だという。

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