・またこの夏には、福井に住むおばあちゃんたちに会いたいとドイツから4歳になった孫を連れて、娘が帰ってきました。

 またアメリカからはこのコラムでも執筆してくださっていた丹羽博美さんがその成長が楽しみに思えるくらいまぶしく美しく成長されているお嬢さんを伴って帰って来られて、会いに来てくださいました。

 自我が芽生え、この世の人間として足をつけて成長を始めてきている孫はちょっと小悪魔的要素も発揮し、娘を困らせていました。そうした娘の悩みをよそに、その声にいつも心から和まされてきていた、まるで「ウイーン少年合唱団」の少年のように透明で愛らしいその声の響きには、その純な本性はまだまだ失われてはいないよう」に思われました。孫はドイツのシュタイナー幼稚園に通い、丹羽さんのお子さんはニューヨークのシュタイナー学校の5年生になられたそうです。

・今年の畑も暑い夏でした。

 畑から帰るときいつも思うのですがまさに大地の恵みなのです。まるで親のいる里から戻るときのように、手ぶらで帰るときは決してないのです。いつも手押し車に乗りきらないほどの収穫物なのです。

 夏野菜のオクラ、ビーツ、ナス、キュウリ、黒うり、すいか、ゴボウ,葉物の育ちにくい夏場にはとても重宝で体の調子を整える役割を果たしてくれるツルムラサキ、モロヘイヤ、金時草などに加え、自生えのかぼちゃ、すいか、黒うり、えごま、紫蘇などがほこりにほこって自然栽培ではないのですがまるでジャングル化してしまっているのです。手を入れて秋野菜の準備が目の前に迫ってきています。このジャングル化も手を入れて何とか手を入れて何とかしなければなりません。

・天神様についてその手がかりとなる本を書庫に取りにいきました。

 これまでの長い年月、子どもの教育や人の在りようについて講座や講演や著書を通じてたくさんの導きをいただき師と仰がせていただいてきた方々。またあるべき子どもの教育について、熱い思いで共に学び合い、強いきづなでつながり、支え合ってきた友人たち。今では既に亡くなられてしまっている方もおられます。また、突然倒れてきて寝たきりになってしまわれている方もおられるのです。

 そうした方々から惜しみなく分かち与えられてきたたくさんの思いの込められた著書、講演録、そして講演内容のテープ起こしなど。そうした人たちとの楽しかった学びが、それらの書籍に熱くも温かい思いとして込められているのです。それらの書籍からも、「天神様」、「玉手箱」の世界への導きの糸が差し示されているように思われて、改めて早く熟読させていただき、そのいざないに応えたいと心せく思いでもあるのです。

 では、17年前の孫の誕生をきっかけに書きためておいた「福井の孫渡しとして贈られる天神様」を、ご紹介していきたいと思います。