学生と一緒に学ぶ社会人聴講生たち=福井県永平寺町の県立大永平寺キャンパス

 「若い頃の意気込みと気力がよみがえってくる」と国文学の講義を受けた安福楯彦さん(75)は笑顔。酒井千寿子さん(80)も「学生さんたちは読み込みも深く、感心する。回を重ねるごとに楽しくなっていて、講義のある日が待ち遠しい」と人生初のキャンパスライフを楽しんでいる。

 学生も世代の違う「クラスメート」の姿に刺激を受けている。「社会人経験を踏まえた、学生にないような意見が出てくるので視野が広がる」と2年の牧田実沙季さん(20)。3年の山田涼奈さん(20)は「積極的な姿に私たち学生もしっかりしないと、と思う」と背筋を伸ばす。

 同大教育推進課の担当者は「『オープン・ユニバーシティ構想』の目指す姿に少しずつ近づいている。学びを深める場として、県民により身近な存在になれたら」と話している。後期(10月~来年2月)の聴講生、科目等履修生は9月8日まで募集している。

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