大阪・関西万博の関西パビリオン内にある福井県ゾーン。恐竜に特化した展示に、平日も来場者の列ができる=4月23日、大阪市此花区の夢洲(県提供)

 大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催中の大阪・関西万博で、福井県が関西パビリオン内に設けた恐竜王国福井のPRゾーンが好調だ。県によると平日も列が途切れず「想定以上の人気」という。さらなるPRに向け、県は7月16日に「恐竜王国福井DAY」と銘打ったステージを行うほか、県内市町も7月と9月に多目的エリアでそれぞれの魅力をアピールする予定だ

 関西パビリオンには8府県が独自ゾーンを設けており、福井県は恐竜に特化し来場者の好評を博している。四方をスクリーンで囲んだエリアで流す映像の終盤に、県内17市町の食や名所も織り交ぜて県内観光をアピール。最後に県公式観光サイト「ふくいドットコム」のQRコードを大写しにして誘導を図っている。

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 万博来場者に福井へ観光で来てもらうため県は昨年9月、JR西日本グループと連携協定を締結。グループ会社の日本旅行(本社東京)は、首都圏などから万博会場までのJR切符と大阪宿泊に加え、福井へのJR切符と宿泊を組み合わせた旅行商品「万博プラスワントリップ」を販売している。海外からの来場者向けにも、大阪-福井間のJR往復切符と福井宿泊をセットにした商品を売り出している。

 JR西も観光列車「はなあかり」を7月5日~9月28日までの土日、大阪-敦賀間で1日1往復運転し(8月の5日間を除く)、万博に合わせた「プラスワンにゆったりとぜいたくな旅を」と提案している。

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 福井県ゾーンの正面カウンターにもQRコードを掲示し、県立恐竜博物館などへの予約を促している。JR西グループの旅行商品も紹介して万博再訪時の福井旅を提案しており、県誘客推進課の斉藤輝幸課長は「恐竜を中心に福井の魅力に触れた多くの人が、“本物”を見に来てくれるようアピールしていく」と話している。