5.スノーブリッジ

 よく谷川に雪崩れた雪が堆積して橋のようになっているのを見ますが、雪崩れた後でなく、また谷川でなくてもスノーブリッジは発生しています。
 平地などでも小川があれば春先には水や風の影響で小川の部分だけが雪が解けて薄くなり踏みおちる危険があります。小川があることを知っているところはいいですが、そうでないところは周りの地形などから水の流れを判断するしか手は無いようです。水田用の水路なんかは要注意です。
 またよく耳を澄ますと、水の流れる音がするときがあります、近かづかないようにしましょう。

6.増水

 春先、朝方は雪解けが少ないために川の水は増えませんが、午後になると雪解け水が一気に増えてきます。朝渉れたところでも増水で渉れなくなります。用心してください。
 また、川の水が急に減ったな~と思ったら、早々に退散(川から高いところに離れること)しましょう。上流で雪崩等で川の水をせき止めていることがあり、その後大量の水を含んだ雪がスラッシュとなって押し寄せてきます。こんなのに巻き込まれたら一巻の終わりです。
 これの小さな現象が街中の融雪水路でよく見かけることと思います。

7.熊

 まだ雪があるのに、と思われるかもしれませんが、4月上旬になると(雪の量によって定かではありません)熊の活動が始まります。
 一番注意してほしいのは子連れの熊! 雪上の足跡をよ~く見ると、親熊の足跡の中に小さい小熊の足跡があるときがあります。子連れ熊です、早々に退散しましょう。

8.雪焼け、雪目

 皆さんもよくご存知でしょうが、天気のよい日は雪に反射して結構な照り返しがあります。栂池(長野県)のパトロール時代、5月の連休に、ヘリスキーの案内をやっていたとき日焼け対策を怠ったら後で顔の皮がむけて見られたもんじゃなかったことがあります。
 日焼け対策、雪目対策(サングラス)は万全に!!

 以上の8項目は、私が特に気をつけていることです。皆さん、事故の無いように充分な対策を練り、楽しい春山体験を楽しみましょう。