幼児用教材、遊具製造販売のジャクエツ(福井県敦賀市)元会長の故徳本道輝さんの遺志を継ぎ、文化振興に役立ててもらおうと、徳本さんの息子、娘のきょうだい5人が敦賀市に1億円を寄付し、8月19日感謝状が贈られた。
ジャクエツは2000年と23年、横山大観や東山魁夷ら著名な画家の日本画、洋画など計31点を市に寄贈している。今回は徳本達之さん、菅原久子さん、徳本達郎さん、竹中直子さん、徳本誠さんが寄付した。
19日はジャクエツ専務の徳本誠さんが市役所を訪れ、米澤光治市長から感謝状を受け取った。米澤市長は「市にはジャクエツコレクションがあって、日本画を中心としたコレクションも300点近くある。施設という形になるか、今後いろいろ考えていくことはあるが、市民が共有できる場をつくりたい」と感謝の言葉を述べた。
徳本さんは「父は生前、市に寄付をし、美術館か何か文化施設をつくってもらいたいと言っていた。敦賀市の財産である作品を公に見てもらいたいという思いがあった。新幹線が開業し、いろんな人が継続的に来てもらえる街になれば」と思いを話した。
昨年12月市議会では市文化協会から美術館施設などの建設促進の請願が出ており、採択されている。






