ホテルのロビーを思わせる観光案内所。外国人観光客の姿も目に付く=長野県飯山市の飯山駅観光交流センター

 ■「日本版DMO」

 観光案内所や同センターの運営を「信州いいやま観光局」が担う。信越自然郷の観光の窓口であり、地域観光戦略のかじ取り役となる「日本版DMO」として観光庁に登録されている。

 観光局は新幹線開業に向け10年に設立された。先進的グリーンツーリズムの拠点施設として知られる同市の「なべくら高原・森の家」や道の駅を運営する市振興公社と、市観光協会を統合した。

 観光案内所などが入る同駅観光交流センターの大西宏志副所長(43)は「スタッフは9市町村の観光コンテンツをしっかりと把握した上で、いかにお客さまの求めるものに応えられるかを考えて仕事をしている」。そのためにも人材の育成は最も重要と指摘する。

 開業後、エリアを訪れる外国人観光客は目に見えて増えており、案内所には当初からインバウンド対策として英語対応できるスタッフを常駐。9市町村の各団体でつくる連携組織も、Wi―Fi電波などのビッグデータを分析し、駅からの2次交通の運行に生かす計画を立てている。

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