保険金不正請求ホットラインのチラシ

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 「正直ドキッとした」。過去に保険金詐欺に手を染めた県内の30代男性は福井新聞の取材に対し、敦賀の逮捕記事を新聞で見つけたときの心境を語った。

 10年以上前、腰を痛めるけがをしたときのことだ。友人から紹介された「いい医院」で、「犯罪の片棒を担いでしまった」という。

 通院したのは週1、2回だったにもかかわらず、毎日通院したことになっている診断書を出され、保険金を請求した。院長からは▽旅行などで県外に出ていた日はなかったか▽終日会議の日はなかったか-などを聞かれた。「まさにアリバイ工作。手慣れていて初めてじゃないと感じた」と振り返る。

 本人も罪悪感は薄く「バイト感覚だった」。 ⇒

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