合同文化祭のホームページを見せる実行委執行部の高校生=7月9日、福井県敦賀市中央町1丁目

 新型コロナウイルスの影響で学校生活が制限されてきた中、自分たちで青春の思い出をつくろうと、福井県嶺南地域にある敦賀、敦賀気比、敦賀工業、美方の4高校の生徒による合同文化祭が8月11日、敦賀市きらめきみなと館で開かれる。歌やダンスの発表、模擬店出店などがあり、高校生と敦賀商工会議所青年部でつくる実行委が、福井新聞社などによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で運営費支援を募っている。締め切りは7月31日。

 入学時からコロナ禍で過ごし、学校行事が規模縮小になったり部活動の大会が中止になったりした高校3年生が中心となり、4月からホームページ作成やステージ発表の出場者募集などの準備を進めてきた。合同文化祭は昨年10月にもオンラインで開かれており、今回で2回目。

 当日は午前10時~午後5時に開催。歌やダンスなどのステージ発表があるほか、スマートボールや楽器の演奏体験ができる模擬店も並ぶ。事前に募った「青春」や「出会い」をテーマにした動画の入賞者発表などもある。7月30日には敦賀市役所でプレイベントが開かれる。

 支援金はスタッフTシャツの製作やチラシの印刷、賞品・景品代に充てる。目標額50万円を既に達成し、ネクストゴールとして100万円を設定する予定。会計管理は同青年部が行う。返礼品には合同文化祭のロゴが入ったトートバッグや高校生の感謝のメッセージを寄せた色紙などがある。実行委執行部の敦賀高校3年の女子生徒は「青春ができたと思えるようなイベントにしたい」と意気込んでいた。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年からは福邦銀行も事業に参画した。累計支援額は1億3千万円、プロジェクトの達成率は93%(21年度末時点)。