オープンに向け準備を行う「無印良品アル・プラザベル店」=6月23日、福井県福井市のベル

 福井県福井市のショッピングセンターベルは6月24日、リニューアルオープンする。約17年ぶりの大規模改装で、県内最大面積の「無印良品」など6店舗が出店。平和堂とベルを共同運営する協同組合ゴールドショッピングセンターの石田正則理事長は「若年層の集客率が低下する中、30、40代のファミリー層を中心とした幅広い客層を取り込みたい」としている。

 新型コロナウイルスの影響による空き区画の増加などを理由にリニューアルを図った。無印良品は福井西武店、フェアモール福井店に続き県内3店舗目の出店となり、売り場面積約1090平方メートル。約7500アイテムをそろえ、日用品や食料品を充実させる。冷凍食品やチルド食品、お菓子の量り売りなど県内の他2店舗では販売していない商品も取り扱う。

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 無印良品を運営する良品計画(本社東京)は、従来は駅付近を中心に店舗運営してきたが、昨年から住宅地の近くなどにも出店。地域に根ざした運営へ方針を転換している。同社営業本部の飯島輝北陸事業部長は「ベル店で集客状況などを見ながら、福井市以外でも出店を検討していきたい」と語る。

 無印良品のほかにも、主に若年層をターゲットにした店を展開。サーティワンアイスクリームがオープンするほか、先月から今月にかけてスイーツ店や脱毛サロン、ドローンスクール、婦人服店が開店した。

 また、リニューアルに伴い、良品計画と福井銀行、平和堂が共同で、余剰廃棄される食品や素材を活用した商品を販売するイベント「つながる市」を26日まで開く。スイーツや梅干し、麦ストローなどを販売し、地域の課題解決や地域貢献につなげたい考えで、平和堂の西村和彦アル・プラザベル支配人は「地域共創やサステナブルをテーマに、今後も定期的にイベントを開いていきたい」と話した。