マダイの稚魚をいけすに放す漁師=6月23日、福井県敦賀市色浜

 福井県の敦賀湾で養殖される「敦賀真鯛」の稚魚の入荷作業が行われている。漁師たちは立派なブランド真鯛への成長を願い、湾内に設けられたいけすに次々と放流していった。

 敦賀湾でのマダイ養殖は約40年前から行われている。2018年に「敦賀真鯛」と名付けてブランド化し、普及を図っている。マダイの養殖地域としては最北で、身の締まりや脂の乗り具合、味の良さなど高い品質が特徴とされる。

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 今年は昨年より3千匹多い稚魚約4万6千匹を和歌山県にある近畿大学水産養殖種苗センターから入荷する予定。6月23日は体長7~8センチほどに育った約1万3千匹を敦賀市色浜の養殖いけすに放った。高タンパク質の魚粉が多く含まれた餌を与えて丸2年育て、3年目に出荷する。

 漁師の山本彰彦さん(38)は「毎年楽しみだが、今年の稚魚は北陸新幹線敦賀延伸のタイミングで出る代になる。成長に期待している」と話していた。