旅客上家の鉄骨の柱や梁を組み立てる工事が完了した北陸新幹線敦賀駅=6月19日、敦賀市木ノ芽町

北陸新幹線敦賀駅の完成イメージ(鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供)

  2024年春の開業に向けて建設が進む福井県の北陸新幹線敦賀駅で6月19日、ホーム部分を覆う「旅客上家(うわや)」の鉄骨の柱や梁(はり)を組み立てる工事が完了し、現地で式典が開かれた。参加した約90人が最後の梁が組まれるのを見届け、23年秋予定の駅舎完成に期待を膨らませた。

 旅客上家の工事は2月に始まった。今後も駅舎の屋根や外装工事が進められ、本年度内に外側の足場が解体され、「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」をコンセプトにした駅舎の外観が現れる予定。内装や設備工事も順調に進んでいるという。

 駅舎は3階に新幹線ホーム、2階に乗り換えコンコース、1階に在来線特急ホームを整備。高さは約37メートルで12階建てビルに相当し、整備新幹線の駅で最も高いという。

 式には杉本達治知事、馳浩石川県知事、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の河内隆理事長、高木毅衆院議員や滝波宏文参院議員らが出席、神事が営まれた。最後の梁に杉本知事らが署名し、クレーンでつり上げられて組まれた。杉本知事は祝辞で「敦賀を象徴するような駅になると期待している。これからも安全に工事を進めていただきたい」と述べた。