2021年の「アスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイ」で観客に白熱した走りを見せた男子100メートル決勝。左から2人目は優勝した桐生祥秀選手=2021年8月28日、福井県福井市の9.98スタジアム

 福井陸協は6月3日、ナイター陸上競技会「アスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイ2022」(福井新聞社特別協賛)を8月19、20日に福井市の9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)で開くと発表した。オリンピアンら国内トップ級の選手が競う「9.98カップ」は男女100メートルなど5種目を実施。日本記録更新を目指す「ナショナルレコードチャレンジ」が3年ぶりに復活。男子やり投げと女子走り幅跳びの2種目で行い、真夏の夜の祭典を盛り上げる。福井陸協は10日、福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で選手の招待費用などの経費500万円の募集を開始した。

 大会は4回目。9.98カップは男子が100メートル、110メートル障害、走り幅跳びの3種目、女子が100メートル、100メートル障害の2種目を行い、招待・選抜選手が出場する。男子100メートルは東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)、東京五輪男子400メートルリレー代表のデーデー・ブルーノ(セイコー)らに参加を呼び掛けている。

 ナショナルレコードチャレンジの男子やり投げは、2012年ロンドン五輪代表のディーン元気(ミズノ)らが日本記録87メートル60の更新に挑む予定。女子走り幅跳びは、日本選手権を含む21年の出場全試合で優勝し、日本歴代4位タイの6メートル65をマークした秦澄美鈴(シバタ工業)らが出場予定。

 会場では音楽を流し、実況解説を行うなど、一般的な競技会とは違うエンターテインメント性を重視した雰囲気で陸上を楽しんでもらう。

 クラウドファンディングの期間は7月25日午後11時まで。3千円から支援でき、一定額以上でフィールド内の特別観戦席や競技補助員の体験などの特典がある。

 福井陸協の木原靖之専務理事は「普段見られないトップ選手のパフォーマンスを目の前でぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

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 8月20日は中学生と一般(高校生以上)を対象にした100メートル記録会、小学生を対象にしたジュニアレースもある。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年から福邦銀行が事業に参画し同年、累計支援額が1億円を突破した。プロジェクトの達成率は93%(21年度末時点)。