福井県警鯖江署は5月18日、福井県鯖江市の80代女性が、息子や息子の同僚を装った男から「お金を貸してほしい」「現金は妹が取りに行く」などといった電話を受け、200万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件とみて捜査している。

 同署によると16日午後、女性宅の固定電話に息子をかたる男から「喉の病気で病院に救急車で運ばれた」「そのときに財布や携帯を病院に置き忘れて盗まれた」「会社の契約の関係でお金が足りないから、いくらか貸してほしい」などと連絡があり、女性は金融機関で現金200万円を用意した。

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 帰宅後、今度は息子の同僚を名乗る男から電話があり「息子さんは救急車で運ばれました」「私は忙しいので現金は妹が取りに行きます」などと言われ、自宅を訪れた女に200万円を渡してしまった。その後、女性が近くに住む息子に確認し、だまされたことが分かった。

 同署によると、鯖江市内では同日、ほかにも同一グループからとみられる不審電話があった。