大漁となったブリをコンテナに移す漁師たち=5月6日、福井県福井市茱崎町の茱崎漁港

 福井県福井市茱崎町の茱崎漁港で5月5、6の両日、ブリ約9千匹が揚がった。この時期にブリの大漁は珍しいといい、漁師らはうれしい悲鳴を上げながら水揚げ作業に追われた。

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 同漁港の沖合約3キロに仕掛けた定置網に、5日に約5600匹、6日約3400匹のブリが掛かった。丸々と太ったブリは、大きいもので体長約1メートル、重さ約10キロ。茱崎定置網組合の川端元昭組合長(64)は「この時期ではめったにない大漁。水温の変化や潮の流れが影響したのかも」と驚いていた。

 6日は午前3時半過ぎに出港。手際よく網に掛かったブリを引き上げて帰港し、午後2時半ごろまでかけて氷の入ったコンテナに移し替えていた。川端組合長は「4月から定置網漁が始まり、不漁が続いていた。大漁になって漁師たちに活気が出てうれしい」と笑顔を見せた。

 ブリは同市や東京、大阪などの市場に出荷された。