わたしが玄関先で「じゃあ」とおじぎをすると、達たつ哉やさんは「え?」と驚いた顔になった。てっきりわたしもタクシーに乗って、駅で見送るのだと思い込んでいたらしい。「貸し切り料金を払ってるから、乗ってきた...