ドーム型テントが設置されたグランピングゾーン=4月16日、福井県福井市市波町

 福井県福井市市波町の旧「美山森林温泉みらくる亭」を活用し、整備が進められていたアウトドア総合レジャー施設「ルポの森」が完成し4月16日、報道陣や関係者に公開された。グランピング施設やビュッフェ形式のレストランなどを備え、福井の新たな観光施設として4月20日にオープンする。

 福井県内で飲食店を経営する「O3dining」(本社同市、大岡亮平代表)が、市から施設譲渡を受け、2021年10月から整備に着手。費用の一部は、クラウドファンディングサービス「ミラカナ」の資金を充てた。

 約1240平方メートルのグランピングゾーンには、ドーム型テントを6棟設けた。3種類あり、水辺をイメージした「アクア」、アジアンリゾート風の「エイシア」、越前和紙製の照明器具などを用いた和の「凛(りん)」。それぞれ定員は4人で、エアコンを完備し、ゆったりと過ごせる。エイシアの1棟はペット同伴が可能。ゾーン中央には、たき火スペースを設けている。

 施設内のビュッフェレストランは、地元の山菜や魚、ジビエなど食材にこだわったメニューを提供する。約1600点を扱うキャンプ用品店をはじめスイーツ店、エステサロンなども入る。従来の温泉施設や宿泊棟も修繕し、市内外の人たちを受け入れる。

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 大岡代表は「美山の自然を楽しみながら、現代風のキャンプを満喫してほしい」と話している。グランピングなどの予約は「ルポの森」のホームページから。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年から福邦銀行が事業に参画し同年、累計支援額が1億円を突破した。