オープン前にスタッフらと談笑するオーナーの藤本さん(右)=福井市順化1丁目の「街中スナックふくい」

 経営者や教員、大学生とさまざまな肩書を持つママ・マスターが日替わりでカウンターに立ち、新たな地域コミュニティーの場を目指す飲食店「街中スナックふくい」がこのほど、福井県福井市順化1丁目の通称・片町にオープンした。福井県鯖江市出身のオーナーの藤本一希さん(25)は「お客さんと一緒に地域の課題を解決したりイベントを開催したりと、みんなのまちづくりのアイデアを実現する拠点にしたい」と狙いを語る。

 若者支援団体ふくい若者フォーラムの会長を務める藤本さんが自身の経験から「面白いアイデアを持っている人はたくさんいるのに、福井には共有する場所がない」という思いから開店した。

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 「街中スナック」は、東京都荒川区で交流スペースづくりなどを行っている飲食店経営・企画会社の田中類社長(35)が全国の地域活性化にとフランチャイズ展開を考案。藤本さんが賛同し、福井で第1号店をオープンした。5月に荒川区に本店、6月に仙台市で3号店がオープンする予定。

 業種や世代を超えた交流を楽しんでもらおうと15人いるママ・マスターは、大学教員、医学生など、仕事や年齢はさまざま。県内企業の経営者をゲストとして招いて話を聞いたり、店外でイベントを開催したり「まちづくり」につながる仕掛けも用意している。売り上げの一部を地域の美化活動に還元するなど地域貢献につなげていく。

 藤本さんは「福井を盛り上げたいと思う人は気軽に訪れてほしい」と広がりを期待している。

 営業は午後10時まで。開始時間と営業日はフェイスブックまたはインスタグラム(@machinaka_snack_fukui)で確認できる。