打撃練習を行う敦賀気比の選手=徳島県阿南市のJAアグリあなんスタジアム

 第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)に出場する敦賀気比(福井)が徳島県阿南市で合宿を行っている。地元の高校と練習試合も行い、19日の広陵(広島)との1回戦に向け、実戦感覚に磨きを掛けている。

 合宿は5~11日の日程で阿南市のJAアグリあなんスタジアムで実施。10日はノックや走者を置いた守備練習や打撃練習を行い、夕方からは近くの室内練習場で打ち込みに汗を流した。

 実戦形式の打撃練習では、3番春山陽登が本塁打を放ったのをはじめ、選手は内野や外野の間を鋭く抜ける打球を次々と放ち、順調な調整ぶりをうかがわせた。

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 エース、4番、主将の上加世田頼希は、9日に行われた地元の生光学園との練習試合で3回途中9失点と振るわなかった。10日は実戦形式の打撃練習で登板。制球や、広陵の中軸打者対策を意識しながら投げていた。「打撃陣は振れている。投手の自分がどれだけ調子を上げられるか。しっかり調整していきたい」と力を込めた。

 敦賀市のグラウンドでは積雪の影響で思うように外で練習できなかったため、温暖な天候の下で冬場の成長を実感しながらの合宿となっている。5日に対外試合が解禁されてからの練習試合は2試合のみ。それでも東哲平監督は「しっかりと練習できた。あとは投手次第」と話した。