スマートフォンでフラッシュをたいて撮影したウエディングドレス=1月27日、福井県福井市渕4丁目の「八雲迎賓館」

 結婚式場「八雲迎賓館」(福井県福井市渕4丁目)は、カメラのフラッシュによって、虹色のように光るウエディングドレス「オーロラウエディング」を製作した。結婚を控えた新婦の予約も既に入っており、担当者は「いつまでも色あせない、オリジナル結婚式のアイテムになれば」と話している。

 2年前に、新型コロナウイルスの感染が始まり、大人数が集う結婚式を控える動きが続いた。同館の伊藤文啓副社長(29)は「あらためて新郎新婦の思いをゲストに届けられる式、何年たっても思い出に残る結婚式のあり方を考えた」。

 その一環で昨年3月、反射材製造販売などの丸仁(本社福井市)が開発した、光を当てる角度で色が変わる「オーロラリフレクター」を使ったドレス作りを始めた。

⇒【写真】反射材を使って作られた真っ白なウエディングドレス

 ドレスの表面に、反射材をどれだけプリントすれば、よりきれいに撮影できるかを考慮しデザイン。生地が重いため、なるべく生地が重ならないよう、一枚の生地で立体感を出すよう工夫し、通常のドレスと変わらない重さに仕上げた。

 出来上がったものは、一般的な白いドレスに見えるが、スマートフォンでフラッシュをたいて撮影したり、ライトをつけて動画を撮ったりすると、虹のような七色の光を放つ。

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 ほかに、写真に文字や数字の反射材をプリントしたウエルカムボードやメッセージボードも作った。光を当てて撮影すると、文字が浮かび上がってくる。

 今回のドレスは、3月に挙式をする新婦から予約が入っており、初披露となる。伊藤副社長は「ドレスはコロナ下だからこそ、うまれた商品。新郎新婦だけでなくゲストにとっても、特別な式になれば」と話している。