福井県内の家庭や学校で新型コロナウイルスの急拡大が続く中、「子どもが感染して無症状の場合、きょうだいは学校や園に行けるのか。対応が分からず不安」との声が、福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)に届いた。感染者が無症状でも同居家族は基本的に濃厚接触者となり、自宅待機が必要。高校・大学入試では受験生が濃厚接触者の場合、別室受験を認めたり、追試験を設けたりと対応が分かれる。

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 濃厚接触者の待機期間は、感染が急激に広がる中で社会経済機能を維持しようと、10日から7日間に短縮されたばかり。「県内でも既に日数を経過した人には連絡している」と県対策チームの担当者。感染拡大が極めて深刻な県外では、保育や介護職員ら社会機能維持に必要な「エッセンシャルワーカー」の待機期間を短縮する例もあるが、福井県の場合は現状、一般の人と同じ7日間だ。

 「保健所は感染者に行動を聞き取り、感染者自身に濃厚接触者に連絡を取ってもらった後、電話連絡する」と担当者。例えば感染者が宴席の参加者を忘れていたりして保健所が把握できないケースがある。「自分は濃厚接触者かも」と、自ら保健所や受診・相談センターに相談する人もいるという。

 自宅待機期間中は不要不急の外出は禁止。通勤や通学・通園もだめだ。会社や学校に書類の提出が必要なら、保健所が発行する。家の中で注意すべきこととして、厚生労働省が挙げるのは8項目。「食事や寝るときも別室とし、本人は極力部屋から出ないように」などと、ほかの家族としっかり生活を分けることが基本だ。

 待機期間中、熱が出るなどしたら途中でPCR検査を受けることも。ただその結果が陰性でも、7日の期間は変わらない。

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