大学入学共通テスト1日目は2022年1月15日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。英語(リスニング)の分析は以下の通り。
英語(リスニング)の分析
出題形式に大きな変更はなく、設問総数(計三十七問)も同じであった。読み上げ文、並びに印刷された質問・選択肢の総語数は昨年の第1日程とほぼ同じであった。アメリカ人を中心に多様な話者が起用されていたが、音声は全体的に聴き取りやすかった。第1問から第3問の形式および難易度は昨年とほぼ同様。第4問Aでは、昨年のグラフの問題ではなく、四つのイラストを時系列に並べる問題が出題され、数の聴き取りが姿を消した。第6問Bでは、昨年と違い、四人の発話者の立場が明確であり、また声も聴き分けやすかった。全体として、音声を聴き取り内容を理解する力に加え、選択肢や図表を素早く読み取る力など複数の技能が求められた。
河合塾が予想平均点を発表
河合塾は16日、同日時点の予想平均点を発表した。5教科7科目の文系型、理系型のほか、科目別も発表している。⇒【2022】予想平均点を見る
各教科科目の分析
■2日目
■1日目