大学入学共通テスト1日目は2022年1月15日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。地理歴史の世界史Bの分析は以下の通り。
世界史Bの分析
大問五題、マーク数三十四で昨年の第1日程と同じ。すべての大問に資料(史料文・表・図版)の読み取り問題があり、会話文を利用した問題があったことも昨年通りで、従来のセンター試験型の四択問題も見られた。一方、昨年にはなかった研究や議論のための史料や根拠として適当なものを問う問題が見られた。アジア・アフリカ史からの出題が多めで、オセアニア史から複数問出題された。前近代と近現代の出題量はほぼ同じで、政治史からの出題が多め。難易度は昨年並み。
河合塾が予想平均点を発表
河合塾は16日、同日時点の予想平均点を発表した。5教科7科目の文系型、理系型のほか、科目別も発表している。⇒【2022】予想平均点を見る
各教科科目の分析
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