新入生の募集を取りやめたことが分かった敦賀国際令和高校=1月13日、福井県敦賀市長谷

 2021年4月に開校した福井県敦賀市長谷の敦賀国際令和高校が新年度の生徒募集を停止したことが1月13日、分かった。同校を運営する学校法人・湖海学園によると、入学希望者が見込めないためとしている。学校運営は継続するが、2023年度以降の募集については未定。

 同校は当初、推薦入試を18日、一般入試専願2月1日、一般入試併願1~2日に実施することなどを公表していた。

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 同校関係者らによると、市内中学卒業生と同校以外の近隣の高校募集人員がほぼ同数で、コロナ禍のため県外からの新入生獲得も厳しいと判断した。昨年12月の理事会で「新設したばかりで知名度が低く、入学希望者が見込めない」などとして募集停止の方針を決定した。

 今月11、12日に在校生7人と保護者に事情を説明。在校生に対するきめ細かな教育を続けていくことなどに理解を求めたという。

 同法人事務長は「在校生のためになる年度計画を組み直して、それぞれの生徒にあった教育を強化する努力を続けたい。『来てよかった』と思われるよう教職員一丸となって取り組んでいく」と述べた。

 同校は全日制普通科で、18年度から休校状態となっていた昭英高校の校舎を修繕するなどして開校した。必修科目に加え、英語やIT、救命に関する教育に力を入れる方針を掲げ、eスポーツにも取り組んできた。