福井県鯖江市は12月26日、同市上河内町の山中で25日に狩猟を行っていた県外の70代男性が、冬眠中のクマ1頭を誤って起こしたと発表した。市は再び冬眠するまで周辺を徘徊(はいかい)する可能性があるとして、住民らに注意を呼び掛けている。

 市農林政策課によると、現場は上河内町の集落の北東約300メートル、標高約400メートルの山中。25日午後3時半ごろ、男性が猟犬が騒いでいる方を見ると、穴から出た体長約1メートルのクマがいた。自衛のため猟銃を発砲すると、クマは逃げたという。

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 市は付近の住民に対し、外出時は鈴やラジオなどを持ち歩き、夜間は外出を控え、クマを目撃したり痕跡を見つけたりしたときは連絡するよう呼び掛けている。連絡先は市農林政策課=電話0778(53)2233、夜間電話0778(51)2200。