絵・丹下京子さん

重松清さん

丹下京子さん

 ご愛読いただいている連載小説「星屑」は30日で終了し、31日から重松清さんの「はるか、ブレーメン」が始まります。ひとりぼっちの16歳少女が、大人たちの思い出をたどる旅に同行しながら、「人生の走馬灯」の意味を知り成長していく、ほろ苦くも温かい物語です。挿絵は丹下京子さんです。

 【作】重松清(しげまつ・きよし)1963年生まれ。91年「ビフォア・ラン」でデビュー。99年「エイジ」で山本周五郎賞、2001年「ビタミンF」で直木賞、10年「十字架」で吉川英治文学賞。

 ◇重松さんより 作家デビューは1991年8月でしたので、2021年に30周年を迎えました。区切りの年に取りかかる長編小説は、「過去のまとめ」ではなく、「新たな始まり」のものにしたい。それが「はるか、ブレーメン」です。人生の走馬灯に描くものを探す人たちの物語であり、16歳の少女のフシギな旅の物語でもあります。どうぞ楽しんでください。

 【挿画】丹下京子(たんげ・きょうこ)1967年生まれ。テレビCMプランナーを経てイラストレーターに。2012年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。