米通貨監督局(OCC)トップへの就任を辞退したコーネル大のソーレ・オマロバ教授=11月、米ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは7日、銀行監督を担う通貨監督局トップに指名していた米コーネル大のソーレ・オマロバ教授が指名を辞退したと発表した。オマロバ氏は暗号資産(仮想通貨)に懐疑的で規制強化に意欲を見せており、米メディアによると野党や銀行業界から強い反発が出ていた。

 オマロバ氏は旧ソ連、現在のカザフスタン出身。報道によれば、共産圏の出身であることを問題視する意見まで出た。オマロバ氏はホワイトハウスに宛てた書簡で「候補を続けることが不可能になった」と表明。バイデン大統領は「(オマロバ氏が)常軌を逸した不適切な個人攻撃を受けた」と不快感を示した。