始めに、ラニーニャ現象とは太平洋赤道域の東経180度から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象です。気象庁は「エルニーニョ監視速報」で今後、冬の終わりまでラニーニャ現象が続く可能性が60%あると予想しています。

 エルニーニョ現象が起きている時は冬型が弱まり気温が高くなる傾向があります。一方ラニーニャ現象が起きている時は冬型が強まり気温が低くなる傾向があります。

 今年の福井の冬はどうなるのでしょうか?

 1951年から2020年までのエルニーニョ現象とラニーニャ現象、その時の福井市の降雪量を調べました。

両現象とも15回あり、ほぼ交互に発生しています。不思議なことに両現象が発生しない期間も15回あります。

 現象は年をまたいで12か月以上続く年もあり、また現象の起きない年が数年続くこともあります。

 エルニーニョ現象が発生している時の福井市の一冬の降雪量を平均すると205cm。ラニーニャ現象が発生している時の福井市の一冬の降雪量を平均すると270cmとなっています。

 2021年11月の降水量は地域によってばらばらで一概には言えません。気温はほぼ平年並み、日照時間は全県で多くなっています。

 11月25日発表の3ケ月予報は平年に比べて雨や雪の日が多く、気温は平年並みか低い確率が40%となっています。

 気象表は新平年値(1991年から2020年)と10年前の平年値を併記しました。