福井県小・中学生科学アカデミー賞の最優秀賞の表彰を受ける清水さん(中央)と山岸さん(左)=12月4日、福井新聞社・風の森ホール

 児童生徒の優れた理科の自由研究を対象にした「2021県小・中学生科学アカデミー賞」(福井新聞社主催、県小・中学校教育研究会理科部会共催、県教委後援、日本原電、げんでんeまなびクラブ協賛)の表彰式が12月4日、福井新聞社・風の森ホールで行われた。小学生の部の最優秀賞に選ばれた山岸愛子さん(本荘小6年)と、中学生の部の清水彩帆さん(丸岡南中1年)ら102人と、団体の部の4団体・4校の熱意と努力をたたえた。

 福井県内の小学4年~中学3年から計1万9704点の応募があった。福井新聞社の吉田真士社長は入賞者を前に「新型コロナ禍から日常を取り戻せるかは科学にかかっている。これから起こる課題についても解決する担い手が、好奇心とチャレンジ精神を兼ね備えた皆さんから生まれてくることを期待している」と激励した。

 山岸さんの「天気予想」の研究は、2カ月半にわたり毎日雲を撮影し新聞の天気図も調査。福井地方気象台の助言をもらい取り組んだ。研究発表では「90回写真を撮影し65回を的中できた」と報告。「来年は天気図を研究し確率を上げたい」と意欲を話した。

 清水さんは、服と背後の色によってカラスに近づける距離が変わるかを2年がかりで調べたユニークな研究。「カラスには見えている紫外線量を正確に知ることが難しかった。測定条件をそろえるため、今後は正確な測定法を探したい」と抱負を述べた。

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 上位入賞20作品は5日まで、本社・風の森ギャラリーで展示。来年1月いっぱいかけ大野、小浜、敦賀、越前市、鯖江、坂井で巡回展示する。