これで簡単 前回り下り

 鉄棒で、前に回って地面に下りる「前回り下り」。手の握り方や姿勢の基本を学べば、とてもやりやすくなります。

 ◆手の握り方

 5本の指を全てそろえて鉄棒に引っかけるような握り方だと、棒を離しやすいので、親指と他の4本の指で鉄棒を挟むようにしてしっかり握ります。体を支えやすいように、左右の手の間隔は広げすぎず、肩幅ほどにするのもポイントです。これらは鉄棒のどの技でも同じです。

 ◆ツバメ

 回る前に、鉄棒を握った両手の力で体を持ち上げて支える「ツバメ」の姿勢を練習します。腕も体もまっすぐ伸ばしてください。大切なのは手首。手前に曲がってしまう人も多いですが、腕の先にちょうど鉄棒があるように、まっすぐにしましょう。

 ◆前回り下り

 まずツバメの姿勢をとります。少し肘を曲げながら、体を前に倒して回ります。一つ目のポイントは手首の動き。頭が真下にくる手前あたりで手首を前に回すと、手が開いて落ちることなく、体が勝手に回ります。二つ目のポイントは体を丸めること。おなかや首を真っすぐにせず、しっかり曲げましょう。

 【教えてくれた人】鯖江体操スクール(福井県鯖江市)の指導者、浅田憲徹さんと矢野裕樹さん