富士山の山頂付近をすっぽりと覆った笠雲=12月3日午前10時、山梨県富士吉田市

 山梨県富士吉田市で12月3日朝、富士山に巨大な笠雲(かさぐも)がかかっているのが見えた。最近の冷え込みですっかり雪化粧をした山頂付近を分厚い雲がすっぽりと覆い、まるで白い帽子か座布団をかぶせたかのよう。澄んだ青空と白い雲のコントラストが美しい。

 甲府地方気象台によると、笠雲は太平洋から吹いてくる湿った暖かい空気が山の斜面にぶつかったあとで上昇し、上空の冬の冷気によって冷やされ生じる現象。3日は、富士山に近い河口湖付近の午前9時の気温は8度だった。

 発生から数時間で形が崩れることが多く、午後にはきれいに消え、いつもの富士山頂が姿を現した。