福井県の福井、勝山、大野、小浜の4市とおおい町、福井坂井地区広域市町村圏事務組合(あわら市、坂井市、永平寺町で構成)は2日、本年度の国民健康保険税(国保税)で過少徴収があったと発表した。委託業者が共通して使用していた計算システムのプログラムの不具合が原因。8市町の38世帯で本来の税額より計約104万円安くなっていた。市町は対象世帯に追加納付を求める。

 福井市では、14世帯の国保税額を本来より計45万4200円(1世帯当たり1万5200~5万5600円)低く算定した。勝山市で4世帯8万3600円、大野市6世帯15万420円、小浜市2世帯2万1400円、おおい町1世帯2万1100円、あわら市3世帯7万6400円、坂井市5世帯13万8100円、永平寺町は3世帯9万8400円安くなっていた。

 市町や組合の担当者によると、本年度の税制改正で国保税を軽減する基準額の算出方法が変わった。委託業者が変更に合わせシステムを改修したが不具合があり、算出に関係する「給与所得者等」が正しくカウントされず、税額が低く計算されたという。

 市町によると、税務の担当者が過少徴収となった世帯を訪れ、おわびや経緯を説明するなどの対応を取っている。再発防止として、システム改修時は委託業者を含めてチェック体制を強化し、適切な事務処理に努めるなどとしている。