「職場の忘新年会しますか?」アンケート結果

 新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せる中、今冬の職場の忘新年会について福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)が読者アンケートを行ったところ、「開催しない予定」が約6割を占めた。感染再拡大を不安視する人が多かった。昨冬の自粛を経て「そもそも必要がないと気付いた」「コミュニケーションのため必要と改めて感じた」との声もあった。

 ふく特LINEや紙面を通して22~24日に募集。515人から回答があった。平均年齢は50・8歳。忘新年会を「しない予定」が299人(58・1%)、「開催予定あり」が112人(21・7%)だった。

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 否定的な意見で目立ったのは感染再拡大への不安。「気を緩めると第6波を迎える」(坂井市・60代男性)と訴え、県が会食の前提とするマスク着用も「ほとんどの人が外すと思う」(坂井市・40代男性)、「皆が外す中、1人だけするのは失礼な気もする」(福井市・30代女性)と、実効性を疑問視する声があった。

 昨冬は感染拡大が続き、忘新年会シーズンは2年ぶりとなる。この間に「会食自粛に慣れた。これまで当然開催するものと思っていたが、なくても困らないと分かった」(福井市・40代男性)という人も。元々飲み会が苦手な人は「コロナを理由に断りやすくなったのに終息後を考えるとゾッとする」(坂井市・60代男性)と訴えた。福井市の40代女性は「今まで当然だったことの見直しや、新しい形式が取り入れられていくと良い」と期待した。

 一方、賛成派からは「同じ釜の飯を食う的なシチュエーションが必要だと、改めて思った」(福井市・40代女性)との意見があった。

 「年1回の交流の場が2年続けてなくなり、社員の距離が縮まらない」(鯖江市・60代女性)、「ずっとリモートワークで、同僚とゆっくり仕事以外のことを話せていない」(福井市・60代男性)と職場の人間関係を懸念したり、「コロナ禍で表面的な付き合いになっている。皆飲まない『楽さ』を覚えつつあるが、これでいいのだろうか」(福井市・50代男性)と、宴席ならではの交流に期待したりする声が多かった。

 若い世代からも「先輩社員の知見が直接聞ける」(福井市・20代男性)と肯定的な意見も寄せられた。飲食店支援を開催の理由に挙げる人も多かった。