高潮で土砂などが流れ込んだアクティブハウス越前=11月25日、福井県越前町厨

 福井県越前町厨の海岸沿いにある観光施設「アクティブハウス越前」の室内プールが11月23日夜から24日未明にかけて、高波で窓ガラスが割れるなどの被害を受けた。流れ込んだ土砂の撤去や復旧工事のため、25日から当面休館する。営業再開の時期は未定という。

 職員によると、23日午後9時すぎから24日午前7時半ごろまでの間に、海側の窓ガラス6枚が破損した。消波ブロックを越えた波が、窓に面した屋外の植栽の土砂を巻き込みながら、ガラスを突き破ったとみられる。

⇒柵はなぎ倒され、施設周辺に土砂が散在…

 高波は数回押し寄せたとみられ、丸テーブルや椅子が並ぶ休憩スペースだけでなく、プールにも土砂が流れ込んだ。当時は営業時間外で利用者や職員はおらず、けが人はなかった。

 福井地方気象台によると、越前町など嶺北沿岸には23日午後5時50分ごろから224日午後9時45分ごろまで波浪警報が出ていた。

 アクティブハウス越前は、越前町の観光拠点の一つ。一部を改修して2014年に道の駅越前を整備。日本海を一望できる露天風呂「漁火」も併設する。

 越前町商工観光課は今後、高波対策なども視野に入れた復旧工事を進める。休館中も、道の駅のアンテナショップや漁火は通常通り営業している。