眼鏡の「磨き」に使う機材について説明する津田功順社長(右)=17日夜、福井県鯖江市御幸町1丁目のプラスジャック

 眼鏡職人の担い手育成講座「眼鏡フレーム職人学校」が11月17日夜、福井県鯖江市の眼鏡メーカー、プラスジャックで開講した。職人の高齢化が進む中、市内の業者有志で企画。1期生5人が12月15日まで、マニュアル化が難しい眼鏡枠の「磨き」技術を学ぶ。

 1期生には「磨きを覚えたい」という組み立てや部品加工など別工程の眼鏡職人や、転職を希望する会社員らが参加した。

 初日は眼鏡資材商社のキッソオの吉川精一社長がアセテートやセルロイド、チタンなど眼鏡枠の素材の種類や特性について解説。中でも主流のアセテートについて綿を主原料とし、発色が良く色のバリエーションが豊富なことを紹介した。続いてプラスジャックの津田功順社長が、研磨用の「バフ機」について説明。受講生の磨き体験も行った。

 講座は全5回。次回から本格的な磨き作業を学ぶ。実行委員長でNPO法人みるみえるの加藤裕之理事長は「産地を持続させるための環境整備が重要」と話した。

 講座は市のまちづくり基金事業として実施。第2期講座は来年2月から、障害者を対象に予定している。