砕導山城の御城印(左)と高浜城の御城印

 福井県高浜町にある福井県内最大規模の山城、砕導山城(さいちやまじょう)跡と高浜城跡の「御城印」が完成し、町内で販売されている。いずれも若狭守護の武田氏の重臣、逸見昌経が築城。発行した砕導山城跡保存会は「高浜の城跡のPRになれば」としている。

 砕導山城は妙見山(標高142メートル)に位置する山城で、東西約900メートル、南北約500メートルにわたり遺構が残る。逸見氏が1561年に起こした反乱の拠点となり、一説には8千人が集結したが、武田・朝倉連合軍に攻め落とされた。その後65年、同町城山に高浜城が築かれた。海に面し海上交通を支配したとされる。

 御城印は縦15センチ、横10・5センチ。砕導山城の城印には「十二菊」、高浜城には「三階菱(さんがいひし)」と、それぞれ逸見家の家紋が押されている。各500枚発行し1枚300円。砕導山城跡の麓にある佐伎治神社社務所(同町宮崎)と高浜まちづくりネットワーク(同)で販売している。

 事務局の杉本泰俊さんは「城跡を訪れた記念にぜひ持ち帰ってほしい」と話している。